こんにちは!広報担当の大坪です。
今週から本格的冷え込みが始まりましたね。こうなるといかに温かい部屋から出ないで過ごすか…に執心してしまいます。
部屋を暖めるとなると思いつくのは、エアコンやファンヒーター、こたつに暖炉…
種類は豊富ですが、空気が乾燥したり、足は冷えているのに頭がぼーっとしたり、こたつから出られなくなって人間終了になったり…様々な問題との闘いでもありますよね。
そんな中、新築の戸建てや分譲マンションでは大抵導入されるようになった「床暖房」。導入した方のほどんどが満足されるようです。
今回は床暖房について、レポートしたいと思います。
床暖房とは
読んで字のごとく床の暖房ですが、床自体が温かいだけではありません。
熱源が床板の下にあり、熱が床を伝わり部屋全体をまんべんなく温めてくれるのです。ご存じの通り暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ溜まりますので、床から放熱することで室内の寒暖差が少ない環境を作ってくれます。足元がしっかり温かいため体感温度も違うでしょう。
また当然床自体が温かいことで、冷え性や裸足派の方・室内で飼われているペットには大変ありがたい設備とも言えます。
ヒーターやエアコンのように風を起こさないので、空気を乾燥させることもありません。のどや肌が弱い方にはもってこいですね。
床暖房の種類
一口に床暖房と言っても、実は熱を発生させる方法は複数あります。まず大きく分けて、
・電気ヒーター式
・温水式
の2種類があります。
電気ヒーター式
従来から使われている方式で、床板の下に電熱線パネルを敷き温める床暖房です。
パネルを設置するだけですので導入コストが抑えやすく、設定などで温めたい場所だけ部分的に使用したり、そもそも部分的に設置することも可能です。
導入費用は抑えられますが、利用する時間数や時間帯には注意が必要です。
電気ヒーター式は使用するその時の電気を消費しますので、夜間蓄電を回したりできないためランニングコストが上がりやすいです。ただ、近年では蓄熱式の電気ヒーター床暖房もあります。
また、立ち上がりが遅く短時間で温める事が出来ない為、帰宅後即座に温めたい場合はエアコンやファンヒーター等を併用することになります。
注意したいのが“低温火傷”です。部分的・直接的に温めるため、床と体や座布団などが接している面に熱がこもって温度が上昇し低温火傷してしまうことがあります。電気ヒーター式床暖房を設置した部分は厚めのラグを敷きその上のイスやソファに座るなどして、直接長時間床に触れることを避けられる環境を整えましょう。
温水式
近年主流になってきたタイプで、床の下に温水を流すタイプです。
床板の下に温水が流れる配管を施したパネルを設置し、接続された温水を作るユニットからお湯を流して温めます。お湯で温めると暖かさがやわらかいと言われます。
導入コストは高めですが、ランニングコストは電気ヒーター式に比べて比較的抑えやすいと言われます。
温水を作る方法でいくつか種類がありますので、ここからは温水式床暖房の種類についてご紹介します。
温水式床暖房の種類
温水式床暖房とは既出の通り、お湯を流して床から部屋全体を暖める暖房設備です。電気ヒーターと違ってスイッチオフ後もしばらく余熱で暖かさを保つことができるため、計画的にランニングコストを抑える事が出来ます。
お湯をどんな方法で作るかと言う点で、いくつかの種類があります。
地熱はエコで暖かいニャ~
電気温水式
ヒートポンプと呼ばれる熱源機で、大気の熱をくみ上げ温水を作る方式の床暖房です。
火を使わないため安全で環境に優しく、温水式床暖房の中でも特に光熱費が節約できます。
後述のガス温水式と比べると、多少立ち上がりに時間がかかります。
ガス温水式
ガスで温水を作る方式の床暖房です。
立ち上がりが早く、必要な時のみガスを燃焼させ一定の温度を保てるので、ランニングコストを抑えられます。
電気温水式に比べて温水の温度を高くできパワーも強く、複数の部屋で同時使用でもしっかりと温める事が出来ます。その為、逆を言えばコスト的に使い過ぎには注意が必要です。
灯油式
灯油とボイラーで温水を作る方式の床暖房です。
ランニングコストが安く済みますが、灯油は定期的な給油が必要です。寒冷地では灯油式の導入が多いようです。
引用:床暖房で快適.com
https://www.yukadanbou-kaiteki.com/yukadanbou_comparing/list/
最後に
私は賃貸住みで床暖房はないのですが、運のよい事にリビング壁にガス元栓があるためガスファンヒーターを使っています。エアコンよりは乾燥しませんし充分満足してい…たのですが。
床暖房、あこがれますねぇ♪裸足族なので。
時代が進めば、床暖房の賃貸が常識になってもっともっと増えるかな?と気長に期待しています。
それでは、寒くなりますので皆さまご自愛ください!