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当社が京都の企業として社会のためにできること

当社は“ソーシャル企業認証制度”にて「S認証」を頂いています。テクノロジーが常に進化し続ける現代において肌で感じる「京都の伝統工芸や古来より培われてきた技術の衰退」を止め、現代に生かす事。京都の一“建築デザイン・施工会社”としてその一端を担うためにできることを発信したいと思います。

京都信用金庫 北伏見支店 支店長・営業ご担当者様と

ソーシャル企業認証制度とは

社会課題の解決やESG経営を目指す企業に対し、経営方針や事業内容、社会的インパクトなどを基準に、評価・認証を行う制度です。
京都信用金庫(本店 京都府京都市)、京都北都信用金庫(本店 京都府宮津市)、湖東信用金庫(本店 滋賀県東近江市)、龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターの間で締結された協定のもと、一般社団法人ソーシャル企業認証機構によって認証が行われます。

要約すると、「世のため人のため」の企業であろうとする企業努力を後押しして頂ける制度と言えます。

解決しようとする社会課題と、取り組みに至ったきっかけ・動機

前述の通り当社では、“伝統工芸品および技術の衰退”を憂い解決の力になりたいと考えています。この想いを持つ大きなきっかけとして、設計事務所からの依頼で京都市が進めていたプロジェクトである、工芸品を取り入れた内装工事を施工した事が挙げられます。

この工事を進めるにあたって、陶板・陶器・象嵌・織物等多数の技術者(職人)との交流、次世代の国宝となるであろう職人とも面談する機会がありましたが、伝統技術の承継・人材不足について厳しい状況を知る機会となりました。

“建築デザイン・施工会社”として取り組むこと

様々な工事の中で、上記のような陶板・陶器・象嵌(ぞうがん)・織物等の伝統工芸品を一点物の作品として考えるのではなく、施設の内装や装飾に取り入れることで伝統工芸技術者が制作する機会が増加するのではと考え至りました。
そこで、ホテルや工芸品を壁のパネル・屏風・設備機器に置き換え建材として活用することで取扱量の増加を試み始めました。

伝統技術を活用し、現在はもちろんこの先の時代に向かう技術と融合させ、新しい工芸技術の創生を目指しています。例として、とある受注に対する提案に興味を持っていただけたホテルがあり、このホテルのブライダルルームにて金銀プラチナを使用した塗り技術にて作成したアートパネルを納品させていただきました。これにより、この伝統職人の作品が多くの人々の目に触れる機会を提供できたのではないかと思います。

地域社会や地域の人々に与える影響

統工芸品を内装に取り入れるという取り組みが浸透し取扱量が増加すれば、その分雇用の拡大や伝統工芸技術の承継、文化の維持を進めることができるのではと考えています。

また一般の方が既出の施設などで伝統工芸品を目にする機会が増えることで、伝統工芸品そのものの受注が増加し、文化の発展の一助となれればとと言う期待をこめて、これからも取引先への提案を推進していきます。

認証企業としてのTAKAYASU

当社はこれまで、主にホテルや高級店舗の内装工事を手掛けてきましたが、このほど住宅(新築・注文住宅)への新規事業を新設しました。

この住宅建築においても、伝統工芸品・伝統文化を活用した趣のある建築をプレゼンし、提案を行う中で魅力を発信しながら取り入れていただけるよう尽力していきます。

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