マイホーム購入までの流れと注意点
そろそろマイホームが欲しい
チラシやインターネットでモデルルームの広告を見た時に「そろそろマイホームが欲しいな」って思ったことありませんか?
しかし、家がほしいと思ったものの何からすればいいのか分からない!人生で一番高い買い物なので不安が大きく後悔したくない!そんなあなたに向けてマイホーム購入の流れやポイントをまとめましたので、是非ご参考にしてください!
1.あなたはどの様な家が欲しいのか?プランは明確ですか?
まず1番目の見出しを読んで「ドキッ」とした方もいるのではないでしょうか?
「マイホームが欲しい!」と憧れはあるものの「自分にはどんな家(場所)がいいのだろうか?」「どんな家が欲しいのか?」いまいちピンときてない方も多いのではないでしょうか?
しかしながら皆さんは世の中にはどんな家がどれぐらいの金額で販売されているかご存知でしょうか?
その為にはまず情報収集を行いましょう
今はスマホで簡単に物件の情報収集が可能です。
まずは皆さんもご存知であろう
・スーモ
・アットホーム
・ライフルホームズ
あたりで物件情報を探してみましょう。
2.あなたの理想を書き出してみましょう
次に、様々な情報を見たうえでご自身が望む条件を書き出してみましょう
何を書き出せばよいか分からない人は、書き出す上で最低限押押さえておかなければいけない点として
・「どこに」住みたいのか?
・「注文住宅」か「建売住宅」か?
・「絶対新築」なのか「中古でもいい」のか?
・「間取り」はどんな間取りがいいのか?
・「予算」はどれぐらいまで確保できそうか?
「どこに」住みたいのか?
つまり「場所」ですね。
実家の近くがいい、駅近がいい、学校の近くがいいなど様々あるかと思います。お一人住まいであればご自身の優先順位を決めて頂ければよいのですが、ご家族でお住いの場合はそれぞれ優先順位が変わってくるはずです。(お父さんは駅近希望に対しお母さんはスーパー等の施設近くとか)
まずは一緒に住まわれる方々で話し合いをして世帯での優先順位を決めておきましょう
「注文住宅」か「建売住宅」か?
注文住宅は工務店や設計事務所などに自分達の理想の家づくりを一から依頼する方法で、建売住宅は既に建っている物や現在建築中の物を購入する方法です。
これはスーツで考えてみれば分かりやすいと思います。
スーツ量販店の店頭で並んでいる物の中から選ぶのが「建売住宅」
自身の体の採寸にあわせて一から作るのが「注文住宅」
と考えて頂ければピンとくるのではないでしょうか?
あまりこだわりなく一般的なお家でも不満のない方は建売住宅でも問題ないでしょう。しかし自分の趣味や家族のライフスタイルを取り入れたマイホームにしたい!との希望がある方は注文住宅の方が良いと思います。
「絶対新築」なのか「中古でもいい」のか?
近年、中古住宅の取引件数が伸びてきており周りの方にも中古住宅を購入された方もいるのではないでしょうか?
しかし、「せっかくのマイホームは新築がいい!」といった声も多くあります。まずは新築、中古共にチラシなどで見てどちらがいいのかじっくり考えてみてはいかがでしょうか
「間取り」はどんな間取りがいいのか?
大きなリビングで開放感のある家にしたい。
自宅で映画を楽しめるようにスクリーンを貼りたい。
料理が好きなのでキッチンのこだわりは譲れない
などご家族の要望を書き出してみましょう。
「予算」はどれぐらいまで確保できそうか?
おそらくほとんどの方がローンを組まれると思います。
ざっくりとですがローンの借り入れ目安が年収の7倍前後
自己資金が購入金額の10%前後となります。
もちろん条件によって変動しますので事前に金融機関にご相談いただくか、ハウスメーカーや工務店等の住宅メーカーへご相談下さい。
まずはこの辺りを書き出しでいくことで理想の生活がイメージ出来てくると思います。
3.内見又はプランニングを依頼してみましょう!
あなたの理想のお家=【条件】が出せたのであれば実際に不動産屋に足を運んでみましょう。今ではネットから簡単に問い合わせが可能ですので問い合わせみるのもいいでしょう。
そこであなたがお家を購入する条件を伝えれば条件に見合った物件を紹介してもらえます。
そして紹介してもらった物件の中に「これだ!」と思う物件があれば内見まで申し込んで見に行きましょう
ただ、条件が多くなればなるほど条件にマッチした物件が少なくなるのも事実です。もし理想のお家が見つからない場合は注文住宅も視野に入れて工務店や設計事務所に問い合わせみてもいいでしょう。
そこで信頼できそうな工務店さんや担当者さんであればプランニングも依頼してみてもよいでしょう
4.購入申し込みからの売買契約、又は建築請負契約
内見を経て購入したい物件が決まれば購入申し込みを行います。
その際「申込金」として10万円程度の金額をお支払します。
(契約に至らなかった場合は返金されます。)
その後、重要事項説明という物件の取扱説明書のような説明を受け問題無ければ売買契約を行います。
また売買契約時には申込金を含めた手付金と呼ばれるお金を支払います。
この手付金は頭金の事を指していると考えていただいて問題ありません。
手付金の目安は購入金額の10%と言われたり100万円程度であったり物件や不動産会社により金額が変わりますので不動産会社へ確認をしておきましょう。
ただ、注文住宅となれば物件とは土地のことを指し、土地の購入と合わせてお家を建てるための建築工事請負契約を結びます。
建築工事請負契約の場合は契約金として工事費用の一部を支払います。
これは工務店によって異なってきますのでこちらも確認しておきましょう。
5.着工
注文住宅を建てる方は
・土地が決まる
・お家のプランが決まり建築確認許可が下りる。
・ローン審査が通る
この3つが完了すれば工事が始まります。
あと工事が始まる前に近隣の方々へのご挨拶回りです。
工事が始まると騒音等でご近所の方々へ少なからず迷惑をかけてしまいます。これからお住まいになる場所でご近所さんとの関係が悪くなり住みづらくなっては元も子もありません。その辺りも踏まえてしっかりとした対応をしてもらえる業者を選びましょう
6.立会い検査
理想のお家が完成しました。
では、早速お引越し!ではなく引き渡し前の検査とご自身で行う最終チェックです。
検査とはお家が建築確認申請通りの内容であるか?を市町村(又は検査機関)によるチェックを受けます。
そしてご自身の目で完成したお家の確認を行います。この時に気になる場所があれば調整や修正を依頼しましょう。
注文住宅ではなく建売住宅を購入された方も契約後から引き渡しの前に市一度お家に不具合がないかの内覧を行います。
7.残金決済、引き渡し
最後に契約時にお支払した頭金や契約金を差し引いた残金の決済を行います。
お支払が完了すれば、お家の所有権移転登記をし鍵の引き渡しとなります。
これであなたのマイホームとなります。
8.引越、そして新生活
鍵を受け取った後はご自身のタイミングでお引越しをして新たな生活のはじまりです!
いかがでしたか?
マイホームは人生で一度あるかないかの大きなお買い物です。
皆様が後悔のないマイホームを購入されることを願っております。