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新築賃貸住宅、完成!

先日、当社で施工させて頂いていた賃貸住宅が竣工しました!和モダンで京都らしい外観に、内装は暮らしやすい洋室。
詳しくご紹介していきます!

京都における住宅建築

狭小の極意

「狭小」と言うとなんだか負の感覚が沸き起こる方も多いのではないでしょうか?実際、土地が「狭小」なのですから、大きなお庭付きの広々とした家を…とは行きませんね。
しかし、土地が狭いということはその分、土地代・建築コストが抑えられますし(トラックが通れない・止まれないなどは要注意ですが)、登記費用や固定資産税は土地・建物の評価額で決まりますから、こちらも土地・建物と同様コンパクトにすることができます。

更に、住み始めてからの光熱費や掃除の労力などもコンパクト、建物のメンテナンス費用もコンパクト。「狭い」「小さい」はデメリットだけではないのがお分かりいただけると思います。

今回施工の住宅は

今回施工させて頂いたのは京都によくある縦長の土地で、1階・2階に1部屋ずつ、贅沢に1フロア使いの居室を設けた賃貸住宅です。

2階のお部屋には1階と同様、路面の玄関から上がります。“玄関開けたら目の前階段”…何だかイギリスの住宅みたいでワクワクしませんか??
(ちなみに1階と2階の繋がりがない作りはメゾネットではなく「重層長屋住宅」と言います。)

中央2枚の扉、左の玄関は1階用、右の玄関は2階用(写真左)
土地自体はこのように、京都によくある“ウナギの寝床”と呼ばれる縦長の狭小地です(写真右)

キッチン

1階はシンプルなつくりですが使い勝手は抜群のシステムキッチン。2階は料理好きの方あこがれのアイランド型で、料理中の閉じこもり感無く過ごせます。
コンロはお掃除らくちんな、人気のIHコンロです。

構造上2階の方が広めになりますが、1階も一人住まいには充分過ぎるくらい、とても広々した造りに仕上がりました。

画像左と中央は同アングルのビフォーアフターです。

風呂、洗面、トイレ

風呂はアクセントパネルがおしゃれなシステムバスルーム。独立洗面台はもちろんの事、トイレは脱衣所を通らない間取りで専用手洗いを設置。パートナーやお泊りの友人とタイミングが重なり不便!と言うことも起こりません。

ちょっとした事ですが意外と重要で、賃貸物件としての“付加価値”になる部分です。

部屋

1階、2階共にクローゼットを設けました。両階共にバルコニーがあり、特に1階は嬉しい広さです。
間取りとしては、1階が1K、2階は1DK、両階ともバス・トイレ別で広々仕様です。

ビフォーアフター

1階バルコニー(左) 2階ビフォーアフター(中央&右)
(バルコニーって、出もしない人と使い倒す人に分かれませんか?)

“2階ダイニングから階段を眺む”ビフォーアフター
左はまだ階段がありませんね。建築の順番がわかる一枚です。

住宅を建てる事

住宅が商業的用途(ビルやホテル内装、店舗内装)と大きく違うのは、住宅と言うのは占有者(持ち主ではなく実際に住む人)が個人ですよね。つまり、不特定多数の人々ための購買意欲や特別感ではなく、住まう人の為の憩い空間でなければなりません。
賃貸の場合は汎用性があり標準的かつ利便性の高いデザインが必要ですし(個性的なデザイナーズ物件もありますが)、注文住宅や売建住宅にはご希望の個性の中に気配りを散りばめる知識とセンスが必要になります。

時代によってニーズも変わりますし、勉強は永遠に。それがお客様満足への必須の一手です。
今回、入居募集開始後に2部屋とも即ご入居頂けたそうで、オーナー様にも入居者様にもお気に入りいただけたことが、何よりの喜びです。
当社も精進し続けます!

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