家づくりで失敗したくない!
では失敗しないためには?
皆さんは何かお買い物をして「イメージと違ったなぁ」と思った経験はないですか?
それはマイホーム購入でも起こりえる可能性があります。
しかし人生で一番大きな買い物と言われるマイホーム。
失敗はしたくない物です。
しかし大きなお買い物であるがゆえに、どの様に進めたらいいか分からない。どこに注意すればいいいのか分からない。
そこで今回は注文住宅でよく起こる失敗例を紹介いたしますので是非参考にしてみてください!
-間取り-
1.一番多い失敗は○○!?
広さやデザインにこだわりすぎで収納スペースはデッドスペースに回されがち
しかしデッドスペースに回した結果『収納が少ない』『収納がしにくい』『幅が合わない』など『収納』に対する不満が多いです。
現在の『荷物の量』『大きさ』『使用頻度』『収納場所』など収納する物を具体化してどこで使うものかイメージしておくことが大切です。
2.部屋で見落としがちな失敗は○○
部屋で見落とされがちな失敗は『扉の向き』です。
扉の向き一つで家具の配置が変わったり動線が悪くなったりしていき無駄な動きが増えていきます。
そうすると『無駄な動き』が『不満』へと変わっていきます。
動線がしっかり考えられているかが間取りの成功か失敗かのキーポイントになります。
3.各部屋の広さのバランスを考えよう
広々としたリビングでくつろぎたいとの考えからリビング以外のスペースが狭くなってしまい使い勝手が悪くなるというケースを少なくありません。
生活の全体の流れや滞在時間などから間取りを考えて極端になりすぎないことをお勧めします。
間取りが家全体の満足度を決めるといっても過言ではありません。
その為にもまずはご家族の生活リズムやライフスタイルを確認しあう事が大切です。
-玄関-
1.収納スペース
間取り編でも一番に取り上げた収納スペース
玄関においても収納スペースで失敗と思うことが少なくないです。
傘やベビーカー、その他趣味の物や子供の習い事の道具など、部屋の中には入れたくない物の収納スペースやブーツなど長さがあるものを収納するスペースなど、ライフスタイルに合わせた設計を検討しなければ、玄関が乱雑となり日々の出入りがストレスとなることでしょう。
2.人通りと防犯面における設計
日当たりばかり注目して人通りや防犯面を疎かにしてしまうと鍵の開け閉めや家族の出入りが丸見え状態では防犯面に不安が残ります。
玄関前に防犯ライトや防犯カメラ、録画可能なテレビドアホンなど防犯面は十分な検討が必要です。
3.照明スイッチ
昼間には気にならない照明スイッチの場所ですが、ドアから離れた場所にあると夜遅く帰宅したときにスイッチの場所が遠いと靴を脱ぐのも一苦労です。
対策として人感センサー付きの照明の導入の設置も検討してみてもいいでしょう。
家の第一印象をきめる玄関
人で言えば「顔」ともいえるため玄関の中も外も後悔はしたくありませんよね。
-キッチン-
キッチンはおしゃれさ、憧れだけで選んでしまうと自身のライフスタイルには合わないと感じてしまう可能性もあります。
キッチンは失敗例というより種類別のメリットデメリットを紹介します。
1.キッチンの種類
大きく分けると「壁付け型」「カウンター型」「独立型」と3タイプに分かれます。
「壁付け型」
〇リビングスペースを広く活用できる
〇配膳が楽
×コミュニケーションが取りにくい
×キッチンの中が見えてしまう
「カウンター型」
〇家族とコミュニケーションが取りやすい
〇解放感を感じられる
×臭いがリビングまで広がりやすい
×リビングの面積が減る
「独立型」
〇調理に集中できる
〇収納スペースを確保しやすい
×閉塞感がある
×調理の熱がこもって暑くなりやすい
2.コンロの種類
もう一つ大きな選択と言えばコンロではないでしょうか?
ガスコンロとIHのメリット、デメリットを比較してみました。
-ガスコンロ-
〇調理器具を選ばない
〇停電の影響を受けない
×キッチン回りが熱くなる
×お手入れが面倒
-IH-
〇お手入れが楽
〇熱がこもらない
×停電時は使用できない
×同時に強火の調理をするのが難しい
IHの導入を検討されている方はまず卓上コンロで試してみるのもありです。
3.キッチンの高さ
キッチンの高さが自身の体と合っていないと腰痛や肩こりなど体への不調につながります
ではどれぐらいの高さがよいのか?といえば
身長÷2+5cm
の高さが目安とされています。
(例)160㎝÷2+5cm=85㎝
これはあくまで目安のため全ての方に当てはまるわけではありません。
またシステムキッチンの高さは5㎝刻みがほとんどなので
本当に体にフィットした高さにすることが難しくなります。
そこでオーダーメイドを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
オーダーメイドキッチンとなれば自身の身長に合わせた高さで設計可能です。
お値段はかかりますが身体に影響がでないものがよいのではないでしょうか?
キッチンは日々の暮らしに欠かせない重要なスペースです
後悔しないためにも入念な検討が必要です。
メリットだけに目を向けず、デメリットの部分をどのようにして解決するのか?(どのように捉えるのか?)をしっかり検討しましょう!
-お風呂-
1.憧れの設備はいらない設備?
お風呂でテレビが見れたら番組の途中でもお風呂に入れる。なんで思ったことはないですか?
他にはミストサウナやジェットバスといった憧れの設備
実は導入したものの使ったのは最初の1ヶ月でそれ以降は使わなくなった。といった声もあります。
予算に問題がないのであれば導入しても良いかもしれませんが、予算ギリギリであったり、どこかを削ったりしてまで導入する必要があるでしょう?
憧れるものが生活に必要なものとは限りません。
昂ぶり気持ちを抑えて一度冷静に考えてみてください。
2.大きなお風呂で大変
広いお風呂で伸び伸び快適に!と思い大きなお風呂にした場合に注意しないといけないのが「掃除」と「水道代」です。
広いお風呂で掃除の際に手が届かない!となれば、そこから汚れがたまったり、カビが発生したりと「とほほ」な状態になってしまいます。
また、浴槽が広いということは沢山の水が必要になるため水道代が高くなってしまいます。
もちろん憧れの注文住宅なので窮屈なお風呂をオススメは致しませんが極端に大きなお風呂も考えものです。
3.様々な視線を考える
・今考えているお風呂は玄関からどの辺りにありますか?
・お風呂の窓の位置は道路から見える位置にありませんか?
・洗面所と脱衣所が同じで大丈夫ですか?
玄関から脱衣所が丸見えではないでしょうか?普段ドアを閉めていても急な来客など予期せぬことは起こりえます。
またお風呂の窓が道路に面しているため入浴中もなんだか人の気配を感じていては落ち着いて入浴もできません。
洗面所と脱衣所同じであることは一般的ではありますが、誰かが入浴中にはご家族とはいえ洗面所は使いにくかったりします。
ご家族が多い家庭では洗面所と脱衣所を分けたプランを考えるのも一つです。
お風呂は心の洗濯といったりします。その心と体を休める空間造りを失敗しないためにも本当に必要な設備であるのか?など憧れだけでなく実際の生活をイメージして検討してください。
-まとめ-
いかがでしょうか?
今回は【間取り】【玄関】【キッチン】【お風呂】の代表的な失敗例について紹介しました。
注文住宅ご検討の方は是非ご参考にしてください。
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